「小説菊池寛」杉森久英著
旧制第=局等学校に苦労した末に入りながら、三年の卒業間際に、友人の盗みの罪をきて放校されています。
自分でもどうにもならない情熱に動かされています。
その時の同級生に芥川龍之介、久米正雄らがいて、後年の芥川賞創設となります。
菊池寛の周囲に集まった若者たちの中には、川端康成、横光利一、今東光などがいました。
とくにこの本で面白いのは、今東光が菊池寛にたてついて、いわゆる文壇から追放されるあたりです。
「小説菊池寛」杉森久英著
旧制第=局等学校に苦労した末に入りながら、三年の卒業間際に、友人の盗みの罪をきて放校されています。
自分でもどうにもならない情熱に動かされています。
その時の同級生に芥川龍之介、久米正雄らがいて、後年の芥川賞創設となります。
菊池寛の周囲に集まった若者たちの中には、川端康成、横光利一、今東光などがいました。
とくにこの本で面白いのは、今東光が菊池寛にたてついて、いわゆる文壇から追放されるあたりです。
「小説菊池寛」杉森久英著
「文藝春秋」という薄い雑誌を作ったのも自分のポケットマネ1で、若い人たちに発言の機会を与えてやりたいと思ったからだといいます。
杉森氏のこの本によって初めて紹介された同性愛者への菊池寛の手紙が、生々しく鮮明です。
高松中学五年のとき、一年の美少年が英語を習いに来たので知り合ったといいます。
同性愛といえば、性的な面を主として捉えがちな私などに、杉森氏は、明治末年の日本には、武士道的な同性愛も残っていたと強調している。
菊池寛が若い男たちを周囲に集めたのも、その少年時代の同性愛の延長上にあるのかもしれない、と杉森氏は私に気づかせてくれます。